それでも彼が好き


「そろそろ、診察して、早く寝ような」
渉は私の頭を撫でてくれる。

「診察…するの?」

「ん?こんなにしんどいのに、診察受けないんだ。じゃあ、俺は帰ろうかな」

え??渉帰っちゃうの?

「ごめんなさい。診察受けます。帰らないで」

「よく言ったね。じゃあ、服少し上げて。聴診するよ」
私は、ゆっくり、少しだけ服を上げた。

渉は聴診器をすべり込ませ、私は深呼吸をした。

丁寧に音を聞いていくと、

「ん。次は、口開けて」

頑張って口を開けると

「赤くなってるね。痛いね」