【更新中】初恋*~君と過ごす日々~

「ねぇ、このお店見ていい?」


「良いよ。入るか」


蒼依君と一緒に店内に入る


「みてみて、やっぱり杏花ちゃんだよ。彼氏さんかっこいいって。いつの間に彼氏出来てたんだろうね?」


自分の名前を呼ばれた気がしたけど気にしない


だけど、蒼依君はあたしの腰に手を回していた


「可愛いなぁ…」


財布を見ながら呟く


あたしが目に付けたのは薄いピンクの春らしい財布


ワンポイントでハートがあしらわれている


「買わねーの?」


「うん。お金ないし我慢する」


見てると欲しくなるから蒼依君から離れ店内を出る


「杏花、俺を置いて行くな」


再び、がっちりと手を握られた


「置いて行ったつもりじゃないけど…」


……疲れたなぁ


「休憩するか?」


蒼依君は誰も居ないベンチを指差した