【更新中】初恋*~君と過ごす日々~

俺は半ば強引に杏花を引っ張り抱きしめた


「強がらなくて良いよ。杏花が甘えたって文句は言わないから」


逃げないように強く抱きしめた


「大津君は人気者だからこんなあたしじゃ、つり合わないよ」


杏花は十分可愛いと思う


そこら辺に居る女子よりも…


「じゃあ、付き合ってみる?」


「そんな、軽々と言わないで!!」


杏花は声を張り上げた


「冗談だってば。」


俺は杏花の背中をさすっていた


「だけど、俺は本気だから。男嫌いな杏花を無理に付き合わせようとは思わない」


好きでもない奴と付き合っても面白くないからな


「でも、これだけは言わせて?」


もう、自分の気持ちにウソを付きたくなかった


今回のこの気持ちは本気だから。


高瀬に言われて気付くとか…


俺も鈍いよな。