【更新中】初恋*~君と過ごす日々~

杏花に案内され部屋に入る


歩香と同じで女の子らしいものばかりの可愛い部屋だ


「杏花、元気ないな?」


さっきから話そうとしない


良く見ると震えていた


「杏花、震えなくて大丈夫だって。何もしないから」


俺は後ろから抱きしめた


「大津君、ギュッてしてくれる?」


「どうした?」


杏花は何も言わない


不安になってるんだな


歩香と同じ表情をしてるから。


俺は杏花のベッドに寄っ掛かった


「でも、びっくりしたなぁ…。歩香ちゃんの担任が夕依さんなんて…」


あっ、杏花の強がり…


「杏花、おいで?」


「いやっ!!これ以上、甘えられない。怖い…」


……拒否られた


初めてなんだけど…。


今までの女ならこんな言葉を言えば一発だったのに。


杏花は違うんだ…