離れたくなくてずっと頭を撫でていた


睫毛長いし目は大きい


----トントン


「失礼します。」


入ってきたのは高瀬。


「なんで、大津が居るの?」


「此処、俺の部屋だし」


俺が居ることに驚きを隠せないらしい


「七橋に鍵借りて来たからちょっと話し出来る?」


俺は小さく頷き杏花の頭を撫でて渉の部屋へと行く


----バタン


扉はゆっくりと閉まる


「話しって何?」


「他の子に触れられた手で純粋な杏花を触らないで!!」


----バシッ///


高瀬から平手打ちを食らった


「杏花は男が嫌いなの。特に遊び人はね。」


高瀬は怒っているようだった


「なぁ、関係ねーけど悲鳴が聞こえる」


「はっ///杏花…!!」


高瀬は慌てたように杏花が居る部屋へ行く