【更新中】初恋*~君と過ごす日々~

そして、自分の席に着き壁に寄りかかる


やっぱり苦手だぁ…。あの雰囲気


「杏花、見ないように膝掛け被っておきな。」


妃奈に言われて膝掛けを被る


真っ暗なのって落ち着くなぁ…


「杏花、大丈夫か…?」


しばらくして健斗さんの声が聞こえた


「お前、顔色悪い。だけど、保健室苦手だったよな?」


あたしは小さく頷く


「先生、あたしが説明しておくので休ませてあげて下さい」


「妃奈、悪いな。頼む」


妃奈は授業に行ってしまった


「先生、静かな場所に行きたい」


「どうするかな…。」


健斗さんは悩んでいた


「小野寺先生。ソイツは俺が見ておきます」


「おっ、大津…」


……えっ?大津君?


「お前、授業は?」


「つまんないからサボリ」


「サボったらダメだぞ」


そうだよ…!!