【更新中】初恋*~君と過ごす日々~

「蒼依ー!!見てー!!」


杏花は嬉しそうにこちらに向かってくる


杏花が見せてくれたのは空の写真


そして、雲が面白い形をしていた


「あたしにはクジラに見えた」


「俺にはカブトムシの角に見える」


“えー!!そうかなー?”という杏花


杏花とならこんなどうでも良い会話でも楽しい


「まぁ、見え方は人それぞれだしな。」


「そうだね。」


何気ない短い会話でも楽しいと思えた


……が。


「蒼依…?」


聞いたことのある声がして振り返る


その人を見た瞬間、“振り返らなければ良かった”と後悔した


楽しいと思ってたことも一瞬にして崩れ落ちた


「やっぱり!!蒼依よね…?」


「どうして、あんたが此処に居る?」


多分、今の俺は物凄い怖い顔をしているだろう