杏花が寝たのを確認してから片付けに戻る


小さな体で一生懸命俺に答えてくれて…


とても嬉しかった


だから、キスが止められなかったんだ


こんなに可愛いなんて思ったのは杏花が初めて。


杏花の隣に居るだけで温かい気持ちになれるんだ


本当はキス以上のことまでしてしまいそうだったけど…


今は杏花の心の傷を癒やすのが先だから。


にしても、優斗さん達に歩香のこと任せっきりで申し訳ないな…。


片付けを終え部屋に戻る


杏花を見ると、うなされているようだった


俺は杏花の隣に潜り込み涙を拭って抱きしめた


するとだんだん落ち着き、にわかに微笑んでいた


杏花の笑顔を見ると嬉しくなる


杏花は笑っている方が良い


俺まで笑顔になれるから


俺は杏花に軽くキスをして眠りについた