それから、スーパーに行ったりゲーセンに行ったり…


ゲーセンでは大量のお菓子といろんなぬいぐるみを取った


何気に蒼依とゲーセンに来たのは初めてだったし。


蒼依が次々にぬいぐるみを取る特技があったなんて知らなかった


「蒼依のお家、行きたい」


あたしんちじゃゆっくり出来ない気がする


「じゃあ、行くか」


再び、蒼依は手を握ってくれた


それが嬉しくてニヤけるあたし


久しぶりの蒼依の家


「入るか。」


蒼依にエスコートされながら部屋に入る


「ほとんど帰ってないから綺麗なままだよ」


なんて言う蒼依に申し訳なさも感じた


相変わらず綺麗に整頓されている蒼依の部屋


「はい。お茶な」


ソファーに座ると先ほどのスーパーの袋からペットボトルのお茶を出してくれた