【更新中】初恋*~君と過ごす日々~

----ピンポーン


パパが続きを話そうとしたらインターホンがなった


パパは玄関へ行く


誰なんだろ…?


「杏花、届け物だぞ」


「健斗さん、こんばんは。」


お客さんは健斗さんだったんだね


「届け物って何ですか?」


「新しい教科書。渡し忘れてた」


と言ってテーブルの上に袋を置いた


「これ、3年になってからも使うヤツだから大事にな」


あたしは小さく頷くしかなかった


「あっ、そういえば…。これ、大津君からもらったんだけど…」


と言って鍵を見せる


「おっ、大津が鍵をあげたか。校舎から渡り廊下を通ったところに新しく建物が出来ただろ?それはそこの鍵だ」


健斗さんは丁寧に教えてくれた


「そこは選ばれた人しか入れなくて、なおかつ鍵を持った人しか入れない」


……そうなんだ。