-----翌日


杏花に話しかけたいけどタイミングが合わない


その代わりに久田がくっつきっぱなし


「蒼依君、今度遊びに行こ?」


「ダメ。俺、好きな人、居るし」


杏花のこと諦めないことにした


「杏花ちゃん?」


「お前には関係ない。今は1人にさせて」


授業なんて受ける気にならず専用の部屋に向かった


「蒼依、お前やつれすぎ」


担任とすれ違い言われた言葉がこれ。


「優斗さんにも言われました。休みますね」


「気をつけろよ」


俺は部屋に着くと一目散にベッドへ寝転がった


杏花が居ないって寂しい


俺って相当、杏花に溺れてんな。


……笑えるよ。


また、前みたいに笑って欲しい


……俺の隣で。


しばらく寝れてなかったのもありいつの間にか眠っていた