【更新中】初恋*~君と過ごす日々~

家に着くまでは会話一つなかった


顔は見えないけど、俺に背負われて嬉しそうにしている杏花


その証拠にしっかりと俺の首に手を回しているから。


「着いたぞ」


そう言っても降りようとしない


「離れないから大丈夫。」


そういうと降りてくれた


「なんか飲むか?」


「あっ、うん。」


「ちょっとコンビニ行ってくるから。」


さすがに杏花を背負ってじゃ無理だったから。


「うん。分かった。お留守番してるね」


杏花のことだから“一緒に行く”って言うかと思ってた。


「蒼依、ボールペン貸して?」


俺はいろんな種類のボールペンが入った筆箱を渡す


実は男には珍しいけどボールペン集めにハマってたりする


「ありがと」


「じゃあ、行ってくるな?」


俺は杏花の頭を撫でて家を出た