「杏花が邪魔なわけないじゃん。寧ろ邪魔なのは俺と歩香だよ。居座ってごめんな?」


「ううん。良いの」


「部屋でゆっくりしような。」


ご飯も食べてお風呂にも入ったから後は寝るだけ


蒼依はあたしを抱き抱えてあたしの部屋に行こうとする


いわゆるお姫様抱っことかいうヤツ


「重いから降ろして!!」


と言ってもがいてみるけど…


ビクともしない


蒼依って細いのに体力あるんだよなぁ


「杏花は軽いから大丈夫。」


と言って部屋まで運んでいた


そして、ソファーに座るなりあたしに甘いキスをする


蒼依にキスされると何も考えられなくなる


「杏花、いきなり俺から離れんな。俺だって不安になる」


「ごめんね?」


あたしは謝ってお詫びに蒼依にキスをする


そして、蒼依に抱きしめられながら眠った