【更新中】初恋*~君と過ごす日々~

それからは他愛のない話をして過ごしていた


杏花達に報告しないといけないけどタイミングを逃してる…


「妃奈、お散歩行ってきて良い?」


杏花が不安そうに襖を開けた


「良いよ。食事まで時間あるしね。杏花、1つ報告が…」


言うなら今しかないよね


「七橋君と付き合い始めたんでしょ?」


「……えっ?」


「ふふっ。当たり?おめでと。」


そういえば、杏花は何も言わなくても分かってくれるんだった


「妃奈、分かりやすいしね。強がっててもあたしには分かるから」


七橋を見るとポカンとしていた


「お前、杏花の観察力をナメてたな?」


大津に言われたことが図星だったのか顔色が変わった


「蒼依、これ以上、邪魔は出来ないよ。お散歩行こ?」


杏花達は楽しそうに散歩に出掛けて行った