【更新中】初恋*~君と過ごす日々~

「もちろんです。杏花は初めからありのままの俺を見てくれました。だから、そのままの杏花と接してるんです」


「なんか、学生時代の俺を見てるみたいだな…」


優斗さんは呟いていた


「杏花の父親としてじゃなく1人の男として言う」


そう言うと深呼吸をした


「本気で好きならちゃんと向き合え。一途に想えよ。後悔だけはするな」


優斗さんが言ってくれた言葉は心に染みた


「杏花が起きるから俺は行くな?歩香も楽しそうにしてたぞ」


「そうですか…。ありがとうございます」


なんか申し訳ないけど…


「杏花のことは蒼依に任せっきりだから歩香のことは心配するなよ」


俺の心を見抜いたのか優しく語りかけてくれた


こんな父親…憧れだな。


優斗さんが出て行ってからしみじみそう思った