【更新中】初恋*~君と過ごす日々~

「杏花は心配性だからな。それだけ蒼依のこと想ってるんだ」


「今までたくさん遊んで来ました。恋愛感情なんてなかった。恋もしなかった。だけど、杏花は本気。あっ、ご馳走でした」


お粥を食べ終えて杏花の頭を撫でる


「完食だな。何かあったらちゃんと向き合えよ。杏花は喧嘩が嫌いだからな。」


「分かってますよ」


「一応、健斗さんと妃奈にも言ってあるけど、修学旅行、杏花を宜しく頼む」


俺は小さく頷いた


「じゃあ、もう少し休むと良い」


「顔洗ってからもう一度ここに戻って来ます」


杏花を起こさないように途中まで優斗さんと一緒に向かった


洗面所に行き顔を洗うとスッキリした気分になる


「蒼依君、おはよう。元気になったみたいね」


「はい。心配掛けてすみません。ありがとうございます」


杏莉さんは微笑んでくれた