【更新中】初恋*~君と過ごす日々~

「ついでに熱もある」


「えっ…?」


……熱?


「風邪ではないから大丈夫。今までの疲れが出たんだろうな。」


言われてみれば本当は疲れていたのかもしれない


ただ、気付いてなかっただけ…


「お粥作っておいたから食べると良い。歩香は任せとけな。」


優斗さんはそれだけ告げると出て行った


「蒼依…大丈夫?」


「あぁ…。此処、杏花のベッドだろ?退けるから待ってな」


ゆっくりと起き上がり退けようとしたら“ダメ”と行動を阻止された


「あたしのことは気にしなくて良いから蒼依は寝てて!!」


「杏花はどうする?」


「あたしはソファーに寝るから」


と俺の頭を撫でながら呟いた


いつも、俺が撫でてるから立場逆転だな。


でも、杏花が撫でてくれると心地よくて安心して眠ることが出来た