杏花の一つ一つの反応が可愛くて…


本当はその場でキスしたいくらいだったけど頑張って抑えた


杏花の耳元で“覚悟しとけ…”と呟いて。


「ただいま帰りました。」


「お帰りなさい」


杏花の家に着くと杏莉さんが出迎えてくれた


「ママ、買ってきたよ」


「じゃあ、部屋に荷物置いてからリビングにおいで」


杏莉さんに言われ杏花は俺を連れて部屋に向かった


「あったあった」


杏花は引き出しからタグを見つけて黒のマジックと一緒に100円ショップの袋に入れた


「蒼依、行こ?」


あー!!なんでそんな可愛い顔するかな?


耐えられなくて軽くキスをした


案の定、顔を真っ赤にしている杏花


「行こうか?」


さっきの杏花の笑顔より満面の笑みで返す


「蒼依の意地悪…」


杏花だから意地悪したくなる