その後はあたしが食器を洗って蒼依は洗濯物を片付けていた


あたしの方が早く始めたのに蒼依の方が早く終わってるし。


「蒼依、終わった」


あたしがそういうと蒼依は手招きをした


そして、蒼依の隣に座る


と思ったら強引に引っ張られ蒼依の膝の上


「杏花、こっち向け」


あたしが向いたと同時に唇を塞がれる


「んっ…あっ///」


蒼依のキスは止まる気配がない


「あ…おっ。す…き」


気づいたらそんなことを口走っていたあたし


「杏花、それ反則///」


あたしのこの一言が蒼依に火をつけたみたいでしばらくキスの雨は止まらなかった


「本当、可愛すぎだから」


蒼依はあたしの肩に顔を乗せ呟く


耳元で話をされるとくすぐったいんだ


でも、蒼依はそれを分かって行っている