文房具屋に着くと頼まれたノートとボールペンを買った


「蒼依、早く此処出る」


狭い上に人が多いからイヤだ


「じゃあ、行くか」


あたしは買ったものをカートに乗せ再び蒼依の洋服の裾を握る


そして、スーパーに行きヨーグルトとお昼ご飯を買って蒼依の家に帰宅した


「疲れただろ?」


あたしは小さく頷いた


「ご飯食べてからゆっくりしような」


蒼依は準備に取りかかっていた


「あたしも手伝う」


「杏花は休んどきな」


「でも…」


「只でさえ人込みが苦手な杏花だからな」


蒼依はちゃんと分かってくれてる


言われた通りあたしは休むことにした


「杏花、食べるぞ」


蒼依に呼ばれて行ってみると綺麗に盛り付けされているお惣菜


「「いただきます」」


あたし達は他愛のない話をしながら食べた