【更新中】初恋*~君と過ごす日々~

「分かった。買ってくるね。他にはない?」


『ボールペンといつものヨーグルトもお願いね』


「はーい。」


『気をつけて帰ってくるのよ』


それだけ言うと電話を切った


「杏莉さん?」


「あっ、うん。ノートとボールペンとヨーグルトを頼まれた」


「じゃあ、先に100円ショップ寄って文房具屋に行ってスーパーな?」


あたしは小さく頷き100円ショップに向かう


この100円ショップは広すぎて何が何処にあるのか分からない


だけど、品揃えは良い


「あったぁ…」


歩き回ってやっと見つけた貯金箱売り場


「頼まれものってこれ?」


「うん。貯金箱だよ」


あたしは柄の違う貯金箱をいくつかカゴの中に入れた


歩香ちゃん用、あたし用、そして…蒼依用


ちゃんとその人に合う柄を考えて…