「お帰りなさい」


ママは笑顔で出迎えてくれた


「ママー!!パパが買ってくれたぁ」


歩香ちゃんは嬉しそうに袋を見せる


「良かったね。」


ママは歩香ちゃんの頭を撫でる


「杏花はこれで杏はこれな」


パパはあたし達に紙袋を渡した


「これ…。あたしが欲しがってたヤツだ。誕生日じゃないのに」


とママは呟いていた


「雑誌見てて印付けてたヤツ。それに次に行ったときにあるか分からないしな」


パパはママの好みを分かってる


「ご飯作るから待っててな」


パパはキッチンに入って行った


「ママ、絵本読んで?」


「じゃあ、行こうか」



ママも行っちゃった…


「杏花、行くか」


蒼依は声を掛けてくれた


「時間掛かるし部屋に行ってな」


パパに言われ蒼依と部屋に行く