【更新中】初恋*~君と過ごす日々~

「杏花、優斗さん居ても離れないのか?」


「イヤだっ」


……即答されたな


「甘えさせれる時は甘えさせてやって。杏花なりに我慢してた部分もあるだろうし。」


優斗さんってしっかり見てるんだな


杏花は俺に抱きついて離れようとしない


「ゆっくりしていけ。歩香の面倒は見ておくから」


「ありがとうございます」


優斗さんはニコッと笑って出て行った


「ずっと誰かに甘えたかった…。でも、兄弟も居ないし、パパ達には迷惑掛けれないし…」


杏花なりにちゃんと考えてたんだ…


だけど、それが出来なかった


だから、今こうやって甘えてるんだな


「思う存分、甘えて良いよ。俺に出来ることなら言ってな?」


「ありがとう」


杏花の本音を聞き尚更、コイツの役に立ちたいって思ったんだ