【更新中】初恋*~君と過ごす日々~

「杏花の体熱いし。だから冷たいが良いのかなって思っただけさ」


「あたしね、学校に来たら必ず体温上がるの」


だから、たくさんの人の中で生活するのは好きじゃない


「こんなことになってごめんな?」


「どうして蒼依君が謝るの?」


悪くないのに…


「だって、たくさんの女子から絡まれてるじゃねーか」


「だけど、蒼依君と居られるからそれで良いの」


だって、女の子達に囲まれるのって予想はしてたから。


-----トントン


誰か来た…


再度、震えが起きる


「ちょっと開けてくるから待ってろ」


蒼依君は鍵を開けていた


「杏花、大丈夫か?」


入ってきたのは健斗さん、妃奈、七橋君


「大丈夫…」


「…じゃないな」


健斗さんはあたしの言葉を遮り呟いていた