【更新中】初恋*~君と過ごす日々~

「おっ、大津か?髪染めたんだな…」


俺に声を掛けたのは担任


「「えっ、蒼依君なの?かっこいい~」」


今まで俺に気付かなかった女達が群がって来た


「先生、マジで空気読んで…」


「すまない。お前ら、コイツと話するから退いた退いた」


「先生に言われたら離れるー!!」


女ってなんて単純なんだよ


俺達は誰も居ない空き教室に入った


「お前、髪染めたんだな」


「はい。優斗さんがしてくれました」


「優斗は手先が器用だからなー。こっちの方がスッキリしてるし。さすが優斗だ」


「あの、杏花と高瀬待たせてるんで行きますね」


早く行かねーと高瀬に怒られる


「おう。遅くなっても良いから授業には出席せろよ?」


「分かってます」


それだけ告げると空き教室を出て部屋へと向かった