【更新中】初恋*~君と過ごす日々~

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杏花も目が覚めて帰る準備をしていた


「じゃあ、帰るか。荷物は持つから」


「あっ、ありがとう」


ニコッと笑ってくれた


やっぱり杏花は笑顔が似合うな


「楽しかったよ。ありがとう」


「そっか。良かった」


杏花が喜んでくれたなら良いや


「ねぇ、やっぱり杏花ちゃんだよ。」


ひそひそと話す女達


……後付けられてる?


「良いなぁ。仲良さそうじゃん」


「でも、杏花ちゃんって男嫌いじゃなかった?」


「確かにそうだよね。あれは嘘だったのかな?」


「杏花ちゃんってフワフワしてるから彼氏居てもおかしくないよ」


杏花には聞かせたくなくて隠すようにして抱きしめた


「どうしたの…?」


「良いから黙っとけ」


杏花は何かを察したらしく黙ってくれた