【更新中】初恋*~君と過ごす日々~

「杏花…おいで?」


俺はベッドに寝転がり杏花を呼ぶ


最初は恥ずかしそうにしてたけどあまりに寒かったらしく寝転がった


「ねぇ、蒼依君。あたしが居て良いの?両親帰って来ない?」


「あの人達が帰ってくることはないよ。俺ら2人を置いて出て行ったんだから。」


「そっか…。変なこと聞いちゃってごめんね」


申し訳なさそうに謝る杏花の頭を撫でる


杏花は頭を撫でられるのが好きみたいだ


「他のヤツには話さないけど杏花なら良いよ」


俺が俺らしく居られるんだから。


「眠たいんだろ?少し寝ると良いよ。それから帰ろーな?」


たくさん歩いて疲れたんだろう。


靴じゃなくてブーツだったし。


「少し寝るね…」


それから杏花は1時間ほど眠っていた


寝顔もとても可愛くて俺は撫でながらずっと見ていた