昨日の夜、どう対処しても 痣になってしまった。 すごい力でビンタされたので、 頬はすべて紫色だった。 「紗季、おは...どうしたの!?」 夢は私の顔を見る度、すぐにトイレに 連れてった。 「何したの?」 『これ?大丈夫だよ。昨日ドアに思いっき りぶつけちゃって』 本当のことは言わなかった。 言わなかったんじゃなくて、言えなかった 愁に叩かれたなんて言ったら 愁にまた叩かれる気がした。 夢は私の頬にファンデーションをつけ カモフラージュしてくれた。 『ありがと』 「もー本当にドジだね」