Shiny sky





「あ、ああ、当たり前のことをしたまでだから」

なぜだろう、空が笑顔になるだけで、俺の心臓が妙にうるさくなる…


「相沢くん、相沢くん?ねぇ?聞いてる?」

空のその言葉で我に返った

「え、あ、ごめん、何?」

「ちゃんと、聞いててよ〜
最近、よく考え事してるみたいだね?大丈夫?

あのね、ケガ少し治ってきたみたいだから、病院の中散歩したいんだけど、付き合ってくれるかな?」

空に心配をまてかけてしまった…
まったく、俺は何をやってるんだ…

そして空が少し、申し訳なさそうにお願いのポーズをとって言った


「あー、うん、行くか」

本当なら動いて大丈夫なのか?と聞くところだけど、今の俺はなぜか曖昧に返事をする事しかできなかった…

今日の俺はおかしい…

ここ最近、ずっと空のそばにいるのに、今日だけはなぜか心臓の音が速い。