「良かった。 晴が来てくれて。 1人じゃいろいろ大変だから。」 嬉しそうに言った。 「うん。 手伝うよ。そのために来たんだから。」 しばらく、4人で話していた。 「槇原空さんのご家族の方ですか?」 と、太った看護婦さんが聞いてきた。 「はい、そうです。」 「空さんの呼吸が落ち着いたので、 一般病室へ移動しました。 案内しますので、ついて来てください。」 そう言われてみんな、緊張感が高まった。