すっかり菜月の存在を忘れてた。
「場違いなんてことはないわよ、菜月ちゃん。」
「そうですか?2人とも、私の事忘れてたでしょ?」
ギクッ‼図星ですよ…
「…そんなことはねぇよ!」
「怪しい…明らかに焦ってる。」
菜月が軽く睨んできた。
「そんなことより、菜月ちゃん部活は大丈夫なの?」
空の母さんがうまく話をそらしてくれた。
「ああ、部活は今日休みになったんです!
でも、その代わり明日一日中練習らしいんですよー。」
「あら、それは大変ね~。
一日練習だとお昼帰ってこれないでしょう。
空なんかこの前せっかく作ったお弁当忘れて大変だったのよ。」
「あーそれ聞きました。
本当、空って忘れ物多いいですよね。」
ガールズトークというものが始まった。
俺は正直言ってこういう空気の中にいるのは苦手だ。

