さらには、左脇に1丁を装着し半袖の前開きシャツを羽織る。
足首までは確認出来ないが、青司の言った通りの武装だ。
手際よく済ませると、ベッドに腰掛けて絵理の言葉を待った。
「青司がそなたに疑念を抱くのは、至当(しとう)だと思うのだ」
ベリルは絵理の言葉に若干、眉をひそめ笑みを浮かべた。
「元々、世話焼きなのだよ」
16歳の少女の口から至当などという言葉が出てくるのには、苦笑いを浮かべる他はない。
「私は傭兵というものを知らぬ」
つぶやくように発すると、側にある椅子に腰掛けるように促され、絵理は素直に従った。
足首までは確認出来ないが、青司の言った通りの武装だ。
手際よく済ませると、ベッドに腰掛けて絵理の言葉を待った。
「青司がそなたに疑念を抱くのは、至当(しとう)だと思うのだ」
ベリルは絵理の言葉に若干、眉をひそめ笑みを浮かべた。
「元々、世話焼きなのだよ」
16歳の少女の口から至当などという言葉が出てくるのには、苦笑いを浮かべる他はない。
「私は傭兵というものを知らぬ」
つぶやくように発すると、側にある椅子に腰掛けるように促され、絵理は素直に従った。



