先生と私の珍戦争




先生はというと、怒ったような顔もせず、安堵の表情を浮かべて私を見ていた。



……何で……。



「千鶴ちゃん、遅れてすみません」



「……別に」



「僕はまだご飯食べてないので、ちょっと待ってて下さい」



「うん……」



その後、ご飯を済ませた先生と夕方まで遊んだ。楽しかったには楽しかったけど……。



やっぱり、納得いかなかった。何がって、だって……。



シャワーを浴びながら着替える。水着の跡はなかった。



先生と一緒に施設を出、先生の車に乗り込む。私は後部座席にごろんと仰向けになった。



だって疲れた。



「千鶴ちゃん、今日の午前中は楽しかったですか」



突然先生から投げかけられた質問。私は別に、と素っ気なく答える。



答えるのが億劫で、私はふぅ、と息を吐いて目を閉じる。