先生と私の珍戦争




自分達の野営地にてテントを張る。私は荷物が少ないから置くだけで準備オーケー。



けど私と違って心の底から女の子な美鶴は、荷物がちょっと多い。



先生は約束通り手伝ってた。



「お母さん、何か手伝えることない?」



「あら、遊んできていいのよ?」



「だって美鶴、中学あたりから汚れるからって、遊ばなくなったんだもん」



「それは千鶴が男の子みたいに遊ぶからよ。もう少し控えめにしなさい」



「だぁってぇー」



思いっきり遊ばないと遊んだ気がしないし、何より楽しくない。



「ほら、あっちに浅い池があるわよ。行ってきたら?」



「あ、ホントだ!ちょっ、ちょっと行ってくる」



私は好奇心に負け、池に一直線。ガキかよとか言ったらぶっ殺す。