先生と私の珍戦争




『ビックリしましたよ、千鶴ちゃんの携帯から知らない人の声がして』



「あ、そう」



それよりも私はさっきのお前の声のデカさにビックリしたよ。



「それでねエドガー」



私はキャンプについてのことを先生に伝えた。



『わかりました、ご一緒させていただきます。キャンプですか、楽しそうですね』



「楽しいかもね〜。まぁ、それだけだから、切るね」



『はい、ではまた明日』



「うん、また明日ね」



私が携帯を切ると、目を真ん丸くさせてこちらを凝視する美鶴がいた。



……何なの、怖いんだけど。