「えいっ」 「あ、ちょっと!?」 美鶴が私の携帯を奪った。もう電話かけたのに、何してんだテメェは! 「あっ、もしもし〜?」 普通に電話してんじゃねぇよ!! 「えっ?いますよぉ、私の後ろに」 猫なで声キモい!! 「えへへ、私?私は北内 美鶴。千鶴の従姉妹でーすっ」 でーすっ☆ じゃねぇぇぇぇ!! 「もぉ〜、心配性だなぁ、エドちゃんったら。はい、千鶴あげる」 「私の携帯だよ!! もしもしエドガー?」 『千鶴ちゃん!!!!』 「ぅあっはい、何スか!?」 声でけぇよ。