「死ねえぇ!」



「ひ、酷いっ……!」



英語教師のくせに白衣なんか着やがって。何かちょっと似合ってるだろバカ野郎!!



「さっきのメールもそうですが、酷いじゃないですか、死ねだなんて」



先生はしょぼんと教室の隅にうずくまる。実に女々しい。



てか弱い。



「心配して送ったのに」



「何かムカつきました。すいませんでした」



「……棒読みですよ」



私は自分の席に座る。すると何故か、先生は私の前の席に座った。



……何スか、この人。



「何か用ですか」



「えぇまぁ、君の出席状況についてちょっとお話が」



……うげ。