「いただきまーす!!」
私は母特製ハンバーグを頬張る。チーズが入ってるっ。
唐揚げやサラダ、更には普段見ないような美味しそうなスープ。
誕生日かっつーの。
「お母さんさぁ、エドガー来る度ご飯に本気出すよね」
「だって〜」
このミーハーめ。先生苦笑いだし。いいよなぁ、家来るだけでいいもん食べれて。
「姉ちゃんの馬鹿さ溢れる勉強見てくれてんだぜ、当然だろ」
「溢れてねぇわ、んなモン!」
「(溢れてましたよ……)」
「エドガー、何か言った?」
「!?
い、いえ、別に」
わかりやすく目を逸らす先生。嘘つくの下手だなあんた。



