「お、怒ってる……?」
「いいえ?千鶴ちゃんの寝顔なんて滅多に見られませんから、沢山見れてテンションがおかしくなったんです」
どうでもいいー下らねー。
「少し寂しかったですけど」
「ごめんてば……」
てか私まだパジャマのままだし。早い所着替えないと。髪もボサボサだろうし。
「ちょっと部屋出てて。着替えるから」
「はい」
私は先生が完全に出たのを確認し、タンスの中を漁った。いくら家の中とはいえ、彼氏の前で全くお洒落をしない女子はいないだろう。
私もまたその内の一人である。
まぁこんな下らない話はおいといて、着替えた私は部屋を出た。
「何だか久し振りに千鶴ちゃんの私服姿を見た気がします」
「そう?でも確かに、私も久し振りにエドガーが白衣着てない姿見たかも」
学校ではいつも白衣だから、下に着てる服が全然わかんないんだよね。別にどうでもいいけど。
「名前で呼ばれるのも久々ですね」
「まぁ家の中だし、何より今日先生呼びなのは嫌でしょ?」
「嫌です」
即答された。



