先生と私の珍戦争




先生から貰ったプレゼントの数々は、何ていうかジャンルが様々だ。



ネコのぬいぐるみだったり、衣服であったり、常日頃ほしいと呟いていた電気毛布だったり。



これらの品々は決してクリスマスに、ましてや彼女に送る物ではないと思うが、私個人としては嬉しいので別にいい。



誕生日もそうだけど、まだ装飾品を貰ったことがない。まぁ私も一応女子なんで、ちょっとは気になるし、ほしい。



いや別に買えっていうことじゃないけど、でも一回くらいはくれてもいいんじゃないかな〜って?



……やめよう。別にプレゼントにそんなにこだわりないし。何でもいいや。



「今年はですね、ちゃんとクリスマスっぽくしようと思いまして」



「というと?」



「それは秘密です」



先生は教えてくれなかった。しかしまぁ、今年はクリスマスっぽくってことは、どういうことだ。



わからん。



「あ、そ」



私は素っ気ない返事をして、まとめ終わった書類の束を先生に渡した。



「仕事が早いですね」



「慣れたからね。常連ですよ常連」



「出来ることならこの常連はなくすようにして下さい」



「いやー、目覚まし替えても駄目だったんで、それはもう無理かと」



「自分が努力しなければ駄目ですよ」



「えー、面倒くさい」



「全く……」



先生は困ったように笑いながら、頬を掻いた。