先生と私の珍戦争




「彼女さんは別に遠慮なんかしてないと思いますよ。リスクを兼ねた遠出より、安全で安らぎのある室内がいいからって」



「安らぎですか。そういえば彼女は去年、僕がちょっと離れてる間に無防備な格好で寝ちゃいましたね。

あれ、僕の身にもなってほしかったです。それを彼女のお母さんが面白がって『手を出したかったら出しちゃっていいのよ〜』なんて言われて」



「最低ですね」



どこの親に出しちゃっていいのよ〜なんてほざく奴がいるんだ。あ、うちか。



「じゃあ今年も室内デートですかね」



「じゃないですかー?やっぱり彼女さんの家に行くの?」



「僕の家は僕しかいませんからね。彼女の家の方が賑やかでいいですし、制御も利くので」



「制御?」



……お酒?でも先生あんまり飲まないよなぁ。てか飲めないよなぁ。すぐ酔うから。



「まぁ、色々です」



誤魔化された。まぁ、別に興味ないからいいけどさ。