(最後くらい、笑って逝かせろ) まるで夢のように流れていく、走馬灯のような記憶。 案外濃い人生を送ったものだと思う。 昔はこんな未来がくるなんて夢にも思わなかった。 此処に来るまでに分かれた仲間はどうしただろう。 儚く散った同志の前に、俺は最後まで"副長"の意地を貫けただろうか。 俺は、あの日竹に懸けた願を叶えられただろうか。