「ホントあんたたちってすぐ厄介事に巻き込まれるわね~」


「まっ、まぁっ…?」










 図書室でお弁当を食べながら、ちーちゃんに勘違い女のことについて話した。





 ホント面倒なことに巻き込まれるよなぁ………





 あの女がいるせいで、彩人くんとの時間を削られる。










「すみません。ボクのせいで………」


「ううん。彩人くんのせいじゃないよ!」


「いいや、橘のせいよ!」


「ちょっとっ!?」










 あの勘違い女が悪いんだから!















「だって、橘がモテるのが悪いのよ!!」