「やっと邪魔者がいなくなりましたね。・・・小夜さん…?顔が赤いようですが…?」


「み、見ないでっ/////」


「いやです。見せてください。」


「無理~~~っ!!!」










 さっきの告白(?)のせいで、顔に熱が集まったぁ!!!



 ニヤついている彩人くん。





 絶対わざと言っただろっ!?





 彩人くんは確信犯です★





「彩人くんのバカぁ!!!」


「でも、泣いちゃうくらい好きなんでしょう?」


「ゔっ…」





 たっ、確かに…!



「じゃあ、キスしていいですか?」


「え…なんで?」





 あの、全く話が噛み合わないのですが…?










「もちろん、したいからですよ。いいですよねっ★」


「いや、ちょっと待って…んっ」










 こういうときに私の拒否権はないのです………





 甘~いキスは仲直りの証(シルシ)。





「小夜さん、愛してます…」


「っ/////」





 耳元でそう甘く囁かれて赤くなる私。



 今日も翻弄されっぱなしで甘い時間を過ごしてる私だけど、ちょっぴり恋のほろ苦さも味わったのでした。





 ねぇ、彩人くん。


 まだちょっぴり恥ずかしくて口にはできないけど、















“私も愛してるよ”















 あなたは誰よりも“大切なひと”。