ある日の朝、白雪姫はいつも通りみんなを送り出して掃除をしようとしました。

「あら？あっ！お弁当持って行くの忘れるわ。
そうだ、お掃除が終わったら持って行ってあげましょう！」

しばらくして、お掃除が終わり家を出てみんなの仕事場に向かいました

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「着いたぁー！！あれ？皆さんはどこにいるのかしら?」

白雪姫がキョロキョロしていると後ろから声をかけられました

「おい！ここで何してる？」
「わっ！グランピさん！！あの、お弁当を忘れていたので届けに。」
「あぁ。ありがとうな。」

いつもは笑わないグランピが柔らかい笑顔で笑いました
「は、初めて見た。グランピさんが笑ったところ、、、。」
「あ''？」
「グランピさん、笑ってください！笑ったグランピさんステキです！」

すると、グランピは黙ってうつむいていました

「どうしました？」
「こっち見るな！」

グランピの顔は耳まで赤くて真っ赤でした

「そうだ！！お弁当！」
「まだみんなは働いてるから大丈夫だ。」
「でも。」
「2人でいられることなんて滅多にないし、少し2人でいたい。」

見つめられて白雪姫の顔も赤くなっていました

木陰に座っておしゃべりをしました
しかし、白雪姫は仕事場に来るまでに迷子になっていたため疲れていて
うとうとしてしまいました。

「どうした？」
「すいません。ちょっとうとうとしちゃって。」
「なら、少し寝ろ。どうせ、頑張って疲れてんだろ？肩かすぞ？」
「では、お言葉に甘えて。」

そう言うと、グランピの肩に頭をちょこんとのせて白雪姫はスヤスヤ眠ってしまいました。

「やべぇ。こいつ可愛過ぎだろ。我慢出来るかなあ？」