白雪姫がリビングのソファでうたた寝していると誰かが帰ってきました

「ん?」
「あっ!白雪姫。起こしてしまったね。」
「ドックさん?どうして?お仕事は?」
「今から夕食用の野菜を畑に採りに行くんだよ。」
「私も行ってもいいですか?」
「もちろん!!」

そうして2人で畑に向かいました。

「それじゃあ、まず肥料を蒔こうか。俺が倉庫から持って来るから待ってて!」
「はい。」

それから大きな畑に2人きりで肥料を蒔きます
蒔き終わる頃には2人は疲れていたので、木陰で少し休憩することにしました

「こんなに大変なこと、いつも1人でしていたんですか?」
「まあね。これも俺の仕事だから。」
「じゃあ、これから私もお手伝いします!」
「ありがとう!助かるよ!もうそろそろ、収穫を始めようか。」

「白雪姫はカボチャを3つ採って来て!」
「はい。」

白雪姫はカボチャを採りに行き、美味しそうなカボチャを3つ、収穫しました
そうして、そのカボチャを抱えてドックのところに向かいました
しかし、カボチャ3つはとても重く白雪姫はヨロヨロとしていました

「危ない!!」

白雪姫は下に置いてあったスコップに気がつかなくてつまずいてしまいました
しかし、痛くありませんでした

白雪姫はドックに抱えられていたのです
2人の顔はとっても近くにありました

「ったく。危なっかしいお姫様だ。」
「すっ、すみませんでした!」

白雪姫は抱きしめられていてなんだかドキドキしました
ドックが体を離すと白雪姫は少し寂しく感じました
「気をつけろよ?」

フッと笑ったその笑顔に白雪姫はドキっとしました
「は、はい。、、、、。あ!!カボチャが。」

カボチャは飛んでいて向こうで割れていました
「仕方ないよ。俺は、白雪姫が無事で良かったから。2つは無事みたいだから、もう1つ採って来て。」
「ごめんなさい。」

白雪姫はしょんぼりしながら謝りました。
すると、ドックは白雪姫の頭を優しくポンと叩いて
「大丈夫だから!」と言いました。