目から 温かい何かがこぼれて 「約束するから。」 背後から聞こえた 草太の声に 「指きりしてもいい。」 左から聞こえた 奏太の声に 「お前、指きりって・・・」 呆れたように言う 千隼の声に 「指きり、いいんじゃね? やってやってもいいけど。 5人で指きりとか 小学生以来だな。」 右から聞こえた 龍矢の声に そして、 遥翔のぬくもりに