「迎えに来た。」 欠伸をしながら 勝手に家に入る草太 「来なくていいんだけど。」 「んー・・・ そう言われてもねー。」 そう言いながら 草太の後に続いた 双子の片割れ、奏太 「もう 俺らで決めちゃったから。」 靴を脱ぎながら そう続ける奏太 「決めた・・・?」 「うん。」 柔らかく微笑む千隼 「何を・・・?」 「藍さぁ・・・ なんで俺らから 離れようとしてんの?」