2人の肩の間から その視線の先を見ると 桐谷くんがちょうど 床に倒れたところだった それをそばで見下ろしているのは 龍矢と草太 「俺たちの藍に もう二度と近づくんじゃねぇぞ」 草太の低い声が しんとなった部屋に響いた