「それ、 デートのお誘い?」 明るい茶色の髪をした桐谷くんが 爽やかな笑顔を見せながら あたしの隣に座る 「読んだの!?」 「わりぃ、ついつい」 「まぁ、いいけど。」 「で? 今日このあと 西嶋はデートするんだ?♪」 「ははっ! 違う違う、 デートじゃないよ~」 「そう? 俺にはそう見えるな~」